飽きのこない上質な木の家

コンセプト
お施主様との出会いは、夏の構造見学会。ご家族の健康と安全に配慮した住まいを希望され、内装や仕上げ材だけでなく構造体や断熱材等にも関心をお持ちでした。環境配慮と快適な暮らしを両立し、我慢するのではなく快適で自然を取り入れた省エネ住宅にしたいという強い思いを実現するため、約10ヶ月かけてプランを練り上げました。「家づくりのコンセプトは、自然素材を活かした住まいづくり」相談の結果、床板は構造用合板を使用せず、39ミリの分厚い杉板のみ、壁はしっとりと落ち着きのある漆喰塗りに、断熱材は吸放湿性で適度な湿度を保つデコスドライ工法で施工しました。
お引渡しをしてからも、何度も新築希望のお客様のご見学にご協力を頂いております。その度に手厚い歓迎を頂き、お住まいになっている感想を見学にこられたお客様へ熱心にお話してくださいます。見学された方はみなさま、居心地の良い木の家に感動されます。大切なお住まいを心から思い描き、完成した後も喜びがつながっていく。このような理想の家づくりをご一緒させて頂き宮下も本当に幸せです。
家づくりの要望・こだわりは?
建築家の中村好文さんの作風が好きで、木の素材感を生かした、飽きのこないシンプルな家を希望しました。趣味の自転車を置く土間や造り付けの収納も要望、ドアは引き戸にこだわりました。
お住まいになった感想は?
杉の床と自然素材の壁紙、シナ材とチークでつくった建具で希望通りのイメージになりました。入居した3月はまだ寒かったのですが、ペレットストーブを焚くと家中快適な暖かさでした。木のぬくもりで心身が癒され、リラックスできます。朝の目覚めが良くなりました!
性能
・兵庫県産木材仕様木造住宅(使用率60%以上)

竣工:2011年3月
場所:兵庫県
家族構成:ご夫婦+お子様1人
敷地面積:158.16㎡(47.8坪)
延床面積:105.98㎡(32.0坪)

リビング
床は兵庫県産の杉材、壁はドイツ製の自然素材壁紙ルナファーザーの紙クロスを使用。エアコンも木のルーバーで涼やかに目隠ししました。吹き抜けで2階ともつながり、ペレットストーブの温もりが家中に広がります。
こども部屋
書斎コーナー
廊下にデスクや本棚を造り付けました。引き戸はシナ材にチーク材をアクセントに。
寝室
廊下・階段
洗面脱衣所
キッチン
土間
自転車の整備もできる玄関土間。カウンターや収納も造り付けて作業しやすく。
玄関
玄関の式台はお施主様も一緒に製材所で選んだ3.5mものヒノキ。無塗装で香りを楽しめます。
外観
外壁は白+シルバーでシンプルに仕上げ、枕木やデッキで温もりをプラス。
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