ひょうごの木と共に暮らす家

コンセプト
ほぼ平屋建ての4人家族を想定した木の家を株式会社宮下のご提案する分譲住宅として計画しました。
ひょうごの木を目一杯楽しもうという想いを込めた”木と共に暮らす家”です。
屋外はすべて無塗装、自然下でひょうごの木たちが見せる表情を楽しく確かめてみてください。
平面計画で個室を計画しませんでした。ひょうごの木と共に暮らすという視点で居場所を各所に配置することで、暮らす中で光の当たる角度が違っていたり、経年変化の違いが見える計画としました。
永く木と共に暮らすためには、基本性能が必要と考え、耐震を意識した計画としつつ、許容応力度計算とウォールスタットという耐震解析を用いて、阪神・淡路大震災と同等の揺れで耐力壁などで損傷が起きないことを確認しました。(技術提供:株式会社バーナル)
断熱性能も株式会社宮下の参画している新木造住宅技術研究協議会の提供するQpexを用いて、性能にもこだわりました。
庭造りにも積極的に取り組み、隣接する分譲地も含めて、植栽を計画しました。(計画・技術提供:リビングソイル研究所 西山氏)
自然素材、意匠、構造、省エネ性能、お庭を網羅した、木の家工務店がつくる”木と共に暮らす家”をご体感ください。
木以外の内装素材は、
左官:稚内産珪藻土、一部に徳島県の藍を使用。
畳 :わら床、綿縁、国産い草
敷物:ウィルトン織りウールカーペット
性能
・認定長期優良住宅
・住宅性能評価(設計及び建設)
・兵庫県産木材利用木造住宅(ひょうごの木を80%以上活用)
・断熱等性能等級6(5地域)
・一次エネルギ-消費量等級6
・許容応力度計算による耐震等級3
・ウォールスタットによる耐震解析
・屋外利用木材無塗装

・Q値 1.51 W/㎡K
・UA値 0.40 W/㎡K
・ηAC値 1.2
・C値 0.2 c㎡/㎡

竣工:2024年
場所:加東市
家族構成:ご夫婦+子ども
敷地面積:283.39㎡(85.72坪)
延床面積: 79.90㎡(24.16坪)
1F床面積: 59.62㎡(18.03坪)
2F床面積: 20.28㎡(6.13坪)
※ウッドデッキ、ポーチを除く

外観
LDK
キッチン
書斎コーナー
和室
洗面脱衣室
浴室
トイレ
藍の間
花梨の間
外構
外構 ウッドデッキ
外構 アプローチの掻き落とし
外構 ウッドパーキング
植栽
外観の施工時点
ウォールスタット(耐震解析)
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