こんにちは！本日はスタッフブログ～
今日は宮下スタッフみんなで耐震のお勉強会♪
地震が起きたとき、あなたの家がどのようになるか？
をコンピューター上でシュミュレーションしてくれる耐震解析ソフト「wallstat（ウォールスタット）」の研修を受けましたよー！
それは恐怖の現状・・
まずは、日本の法律基準レベルの木造住宅が地震に合うと、ぺしゃんこに崩れてしまう現実についてレクチャーを受けました。
お客様たちは、構造の計算なんてされていて当たり前と思って家づくりを依頼してくれます。
けれど、業界の実情として、ほとんどの木造住宅が 構造計算されないまま家が建てられている・・！のだそうです。
問題は、古すぎる法律が今だに改善されていないことや、狭小地での無理な建築、大空間の間取りを要望するお客様が多いことなどなど様々にあるようですが、なんにせよ、人任せにしていると地震で倒壊する家を建てさせられる確率の方が高いという現実。
建築業界の闇ともささやかれるこのお話、宮下では、耳にたこができほど教えられているのですが・・
見ると衝撃・・！
見ると聞くとは大違い。
シュミュレーションで建築基準レベルの家（耐震等級1程度）が崩れ落ちる様子に・・・背中が ぞわぞわわっっ としました。
1階はぺっちゃんこ！2階も大きく傾いたり、屋根が崩れたり、ひどく損傷しています。
（こ、こわすぎるよーー(；∀；)）
よくテレビやCMなどで目にする「振動台実験」映像。大手ハウスメーカーなども実際に地震と同じ揺れを起こして、家がどうなるかを実験しています。
「こんな実験をしているハウスメーカーなら安心だ」とついつい思い込んでしまいますよね。
けれど、家は一軒ずつ違います。間取りも形もバラバラですから、実験に用いられた家とは違えば揺れ方も異なり、倒れたり破損の程度がどのくらいになるかなんてわかりません。（本当にわからないから実証実験していたんだそう）
（ええ～～っ じゃあ・・どーしたらいいいの～（ ；∀；)
「wallstat」で実際に建てる家の設計を耐震解析シュミュレーション → 再設計
今回講師をいただいた株式会社バーナル さんでは、wallstat でシュミュレーションした後、安全性が確保されるまで徹底的に構造計算を重ねるそうです。
その数、実に １００回越え！！
それほど繰り返してようやく、「阪神大震災レベルの大地震が起きても安全な木造住宅」の設計ができあがる、という説明に、ただただ衝撃の連続でした。
さらに高みへ！地震に強い木の家をつくります
宮下では、構造計算のなかでも、最も条件が厳しい 許容応力度計算（きょようおうりょくどけいさん）を用いた上で設計施工をしていますが、これからはさらに高みを目指し、許容応力度計算に加え、wallstatによる耐震シュミュレーションを導入していきます！
自然素材をつかって、地震にも強い、安全な家づくりにご興味のある方、ぜひ一緒に家づくりをしましょう！！ご相談はこちら♪
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