暮らしをデザイン

「家中の木材が呼吸しているのが感じられる、木の香りがする家」・・これが ミヤシタの建てる「木の家」。新建材や、ビニールクロスをなるべく使用しない。わたしたちは、木を使い、シンプルで安らぎのある空間をデザインし、住む人の健康と子供の健やかな成長を願い、永く住み継がれる家づくりを心がけています。

「木」をともにする生活

日本人は、古くから「木」とともに生活をしてきました。それが、近年の産業の発展とともに、大量生産、大量消費の時代となり、あらゆる生産の分野で非効率の自然素材は忘れられようとしています。現在の住まいの中では、残念ながら本当の「木」に触れることが少なくなっているのです。私たちは、そのような状況からいちはやく抜け出し、「木」へのこだわりをもって、家を建てることに力を注いでまいりました。大量生産ではない、ひとつひとつ違う顔をもつ「自然の良さ」を是非感じていただきたいと思います。

国産木材に目を向ける

森林や樹木に触れる機会が少なくなり、日本の「木の文化」は過去のものとなりつつあるかのようです。国産木材は、安価な輸入木材に押され、木材使用量のシェアはどんどん奪われ、近年では20%以下といわれています。国産材が売れなくなり、価格が低迷し、産業としての魅力が無くなり、山で働く人の高齢化とともに国内の林業が見捨てられ、山は荒廃の一途にあるのです。
しかし、このような安価な輸入木材ではなく、地域に根差した国産の木材へのこだわり声もわずかならではありますが聞こえてくるようになりました。日本の気候風土に馴染む家づくりを行うことこそが、今私たちが声を大きくして、皆様にお伝えしたいことです。

里山を元気にする

「木」は、炭酸ガスを取り込み、酸素を作り出し、清水を造り、災害を抑制し、海に下っては、海の栄養となり、魚貝を育てます。木のある里山周辺では、木に関わる産業の基盤となります。工業化があまりにも進み、自然環境が蝕まれた結果、資源の枯渇、温暖化、異常気象、災害などさまざまな弊害が指摘されています。
わたしたちは、日本の木を使うことで、山の活力再生になり、自然力の回復になり、山で働くひとたちを元気にし、住む人々を健康にし、ひいては地球を守ることになると信じて、小さな力ではありますが頑張っています。

「木の家」をデザインする

山で育った時間のエネルギーを感じさせる「構造材」の存在感、自由な間取り、変化のある空間の演出は、木造軸組工法であるからこそ可能になります。当社では、耐震性能、耐久性能などの性能を押さえた上で、自由設計の良さを取り入れた「木の家」をデザインします。


光や風、自然の恵みを取り入れながらデザインする
•木を活かす色や形にこだわることを基本にデザインする
•梁や柱、構造によって表現される力強さをデザインする
•節や板目がおりなす自然の美しさや優しさをデザインする
 

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