全3回 地域産木材を考える、神戸市の木の家工務店(Part.1)

こんばんは!
浮村晋也です。

ブログがしばらく止まっていましたが、元気です。
今日から再開しますので、これからもよろしくお願いいたします。

業務が追いつかなくなりながらも今回ブログを再開することになりました。
御見積などお待ちいただいている方も多い中、いろいろと想うところはあると思いますが、家づくりをしていく方に参考にしていただける情報発信を継続したいと思い再開することにさせていただきます。

もちろん、お待ち頂いている方への対応も進めていきますので、今後もよろしくお願いいたします。

今日はひょうご木づかい王国学校の定例会に行ってきました。
屋久島森林ファンドのことや地域材利活用コンテストin兵庫、兵庫県を盛り上げるロカリエ、直近の活動報告など盛りだくさんの内容でした。
懇親会でも熱い想いのこもったトークでつくづく勉強させていただいているなと感じました。

今日は宮下が建てる木の家がどうして自然素材を使うのかについてまとめてみたいと思います。

木の家を建てる

木の家は日本人には当たり前にそこにある建物でした。
ただ、今はRC造、軽量鉄骨造など、木を使わない建物も多く普及してきました。
阪神大震災以降は神戸市を始め兵庫県内ではプレハブが人気になり、木の家は減っていきました。

ですが、ここで注意したいことが、木の家=弱いではないということです。

当時は木の家をだれでも建てていたと思います。その中で震災に対する住まいの考え方が足りておらず、柱が土台から抜ける、梁(よこに架かる木材)が外れる、傾いてしまって家ごと倒れる、無理な開口部の設計で1階がつぶれてしまう。
揺れに対する検討が足りていない家が多かったようにも感じます。

今は木の家の構造・温熱環境など性能面が見直され、また木の家が大きく飛躍しようとしているように感じます。

腐る木の家に右往左往・・・

性能がよくなればなるほど、反動もまた大きくなっていきます。
気密性・断熱性は上がったけど、湿気が溜まってしまったり、夏型結露や床下結露など、新たな問題も発生しました。

そして木材選びでも違いが出ていることがわかるようになりました。

木の家は構造材や仕上げ材に何を使うのかで大きく耐久性・室内環境が変わってきます。

①WW(ホワイトウッド)やRW(レッドウッド・欧州赤松)、米松(ベイマツ)・米栂(ベイトガ)を主とした外国産木材を使った木の家

②国産の杉・桧を使った木の家

③宮下を含めた地域産木材を使ったひょうごの杉・桧を使った木の家

実際、①で木の家を建てるのはあまりおすすめしません。
欧州などは梅雨がないので、日本の気候風土には適していないです。
さらに湿度に弱い特性からして、適材適所とは言い難く、建物の寿命を考えた時に最適解とは言えないと思います。

地域産木材を使う!

おすすめは③です。
②の国産木材で木組みをするのも良いです。ただ、兵庫県で木の家を建てようと考えていれば、③を選んでください。
理由は、地元で育った木を使うことが木の家を一番長持ちさせてくれるからです。
さらには地域の産業を応援することになり、兵庫県の森林が良くなり、治水も進み災害対策にもつながっていく副産物も発生します。

どうして地元で育った木が木の家の寿命を延ばすのか・・・?
それは地域の気候風土に適した木材がよく成長しているからです。
育った環境で製材され、加工されて、木組みになっていく、、、適材適所だからです。

実際に一番歴史の長い建物も木造建築です。なので、木の家は地域材を使うことが大事になります。

構造材は地域産木材を使って、じゃあ内装は・・・

ここまでは目に見えなくなる構造材のお話でした。
でも実際に建っている建物で内装材は何を使っていますか?

家の中で暮らす時、一番触れるところはどこですか?

それは、床だと思います。

構造材、断熱材、開口部、もちろん大事で住宅の性能を決める大きな要素です。
ですが、性能面を突き詰めていく建築会社も多い中、床材は何が選ばれていますか?

無垢挽き板のフローリングはじつはほとんど使われていません。
オプションなどで突板のフローリングを無垢材と言って使われているのが現実です。

さらに壁や天井は?

ビニールクロスで覆われてしまっています。

どれだけ性能面・構造材に地域材を選んでも最後の内装材まで意識できていない住宅会社も多くあります。

建築会社・ビルダーは木の家で暮らしを作ることができるからこそ、限られた予算の中で以下にお客様が健康に暮らせるか考える必要があると思います。

健康が当たり前な木の家を建てる!

木の家なのに、平成に入って、シックハウス症候群が発生した事自体がおかしいことだったと思いませんでしょうか?
工業製品が増え、同じ木の家のように見えても、室内の空気環境は大きく変わってしまいました。

構造材や断熱材、マドも大事ですが、健康が当たり前な住宅を考えるのなら、内装材(床・壁・天井)も大事だということを知ってほしいと思います。

宮下はお客様が健康な家かどうか、長持ちする家かどうかを考えなくてすむ家づくりをしています。
気になる方や素材選びで悩んでいるはお気軽にご相談ください。

今日のまとめは、『性能も大事だけど、床と壁も健康に影響しているよ?』とおぼえていただけたら嬉しいです。

次回はPart.2は素材について、まとめたいとおもいます!

【次回の投稿】

▶地域産木材を考える、Part.2はコチラから!

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グリーン化事業とは、国土交通省が地域における木造住宅の生産体制の強化、環境負荷の低減等を図るため、地域の木材関連事業者、流通事業者、建築士事務所、中小工務店等が連携して取り組む省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅・建築物の整備を支援する為に出来た補助金制度です。
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