空気環境の安全を考える神戸市北区の木の家工務店

こんにちは

今日は、S様邸の外壁張り替え工事とOBのK様邸外構工事が始まりました。
S様はお会いしたのが6月でお困りかつ大急ぎのご依頼だったので、無事工事を始めることができてほっと一安心です。
足場屋さんと外壁屋さんにも予定を立ててもらえて本当に感謝です。
今日は足場を建てただけで、月曜日から本格的に工事を進めていきます。
逆にK様はご注文から1ヶ月以上あいて着工になりました。
今は基礎屋さんがだいぶ忙しいみたいで、お待ちいただきましたがこちらも無事に着工できてよかったです。

明日はまな板を納品した地引網イベントに参加します。
土曜日はいまのところ晴れなので、このまま良い天気になるよう祈ってます!
またブログでレポートしますね!

今日は断熱や空気環境にも影響してくる換気part2と通気のお話です

換気ってどんな役割?

ちなみに換気part1がまだの方は>こちらからどうぞ

換気が果たしている役割は多いです。
夏や冬に窓を開けると気持ちいい風が入ってきたり、すぐに寒くなったりしませんか?
これは窓から空気が入れ替わっているからです。

建築基準法では、空気が入れ替わった回数を換気回数と言い、建物の用途や使用人数に応じて換気回数を定めています。
そのときに出てくるのが24時間換気という言葉です。

計画どおりの換気回数を行う為には、換気システムが24時間動いている状況が必要になります。
入り口であったり、玄関、窓が開くことでも換気は行われているので実際はもっと空気が入れ替わっていることになります。

他にも換気によって湿度の出入りも住宅では行われています。

換気って湿度を呼び込む?

換気は排気と給気によって行われているので、換気と同時に新鮮空気といっしょに湿度が入ってきて、排気と一緒に湿度が出ていきます。
同時に行われているので変わらないんじゃないか?と思った方もいると思います。

ここで湿度(湿気)の性質の問題があって、外と室内で湿度に差がある場合、湿度が少ない方へ湿度が移動するので、室内の湿度も変動してしまいます。
なので、第3種換気ではとくに湿度が移動してしまいます。第1種換気では影響は少なくなりますが、湿度が移動することは変わりません。

なので、梅雨や夏場は湿度が入ってきてしまい、冬は湿度が出ていってしまいます。

なので換気と湿度の問題は結構難しい問題だと思います。私も勉強が足りないのか、書いていて八方塞がりになってしまいました(汗)

ただ、換気をしなければ室内の空気環境に影響はあるので、できるだけ計画的な換気を行う必要があると思います。

通気は換気と違う?

通気は似て非なるものです。
外壁と断熱材の隙間、屋根と断熱材の隙間、棟換気、小屋裏換気、
太陽の日差しで外壁や屋根はすごく熱くなります。断熱材は熱伝導を無くすものではないです、そのままだと外装材の熱さが室内に入ってきてしまいます。
冬、外装材が冷やされた時に、断熱材の湿気や木材の持つ湿気が冷やされたときに結露してしまいます。
このままだと、室内が熱かったり、結露をしてしまうので、問題ありですよね。

なので通気工法といって、外壁材と防水層(防水紙)の間に空気が通る層、通気層を設けます。
更に屋根とルーフィングの間や野地板(屋根下地)と断熱材の間に通気層を設けています。

暖かい空気は上に昇るので、家で一番高い位置に空気が抜ける穴を設けています。
ただの穴だと雨が入ってきてしまうので、雨を防ぎつつ空気を出すことができる部材が棟換気です。屋根面の大きさで○Pというように本数を入れていきます。
30坪の切り妻屋根でだいたい2P(2本)入れたりしています。

湿度と通気層と断熱材

一般的なグラスウールなどの断熱材は室内側に防湿シートを施工します。
正しい施工なので、防湿シートがない場合は絶対に確認してくださいね。

ただ、デコスドライ工法のセルロースファイバーは防湿シートを省略しています。
理由はそれが不要だからであること、湿度に対して強い施工方法だからです。
20年間無結露の実績が認められているからでもあります。

もう一つは湿度は湿度が少ない方に移動するため、室内>外気もあれば、外気>室内の時期があるので、通気層~透湿防水紙~壁体内~室内を湿度は移動しています。
実際に防湿シートで止めることができても、次は温度の変動による結露の問題もあるため、施工方法を間違えると壁体内結露を招いてしまいます。

セルロースファイバーは湿度に強いことと湿度を適度に移動させるため、防湿シートを施工したり、ビニールクロスを施工すると湿度の移動をそこで止めることになるので、セルロースファイバーの良いところを防いでしまうので、ミヤシタの家では防湿シートを省略して紙クロスや塗り壁をおすすめしております。

壁体内には湿度がある程度侵入するのですが、実際に壁体内を観察したことがないため、結果でしかわからないことが多いです。
なので、ミヤシタの家は実績があるデコスドライ工法を絶対の標準仕様として採用しています。

・第1種換気システム(澄家DC-S)
・通気工法
・デコスドライ工法
上記を使って建てた木の家完成見学会を開催するので、実際に体感してみてくださいね。
もっと詳しく聞いてみたい方もぜひご参加ください。

7月6日と7日に神戸市北区星和台で完成見学会をします。


イベントに参加する

こちらの外壁材はスチライト工業のテール仕上げ、白色を使い、雨戸板に無垢材を使っています。玄関ドアは国産ヒノキにオスモ塗装を施した水色の玄関ドアをワンポイントにしています。
※めちゃかわいいですよ。ぜひ見てみてください。

三州平板瓦を採用した木の家です。これって平板瓦なの!?って思うと思います。

ぜひ見学会に参加して見てくださいね。
無垢板の棟梁製作のオリジナルテーブルに、北区の工房のある家具屋さん「カチートファニチャー」さんの椅子も当日展示予定です。
良い椅子からお尻が離れなくなる体験してみませんか?
太陽の暖房効果を取り入れて、夏は庇で太陽の熱を防ぐ、パッシブを取り入れた木の家です。

木の家に暮らしたい方やシックハウスが気になる方にもおすすめです。

参加することでなぜ木の家が良いのかわかります。家づくりの悩みなどもバシッと解決します。
計画や施工に関するご質問も自由にしていただけます。
予約制なので、予約いただいた方にだけ詳しい住所をお伝えしております。

ご興味のある方はぜひご参加ください。
>イベントページはこちらです。


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地域型住宅グリーン化事業、グループ申請始まってます。

グループ採択が7/10頃の予定です。

・認定長期優良住宅   100万円/戸
・ゼロエネルギー住宅  140万円/戸
・地域材加算有り

グリーン化事業とは、国土交通省が地域における木造住宅の生産体制の強化、環境負荷の低減等を図るため、地域の木材関連事業者、流通事業者、建築士事務所、中小工務店等が連携して取り組む省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅・建築物の整備を支援する為に出来た補助金制度です。
工務店等のグループ毎に採択されるものです。
詳しくはお問い合わせください。
担当者が丁寧にご説明させていただきます。
さらに今だけミヤシタで建てていただける方限定
6月以降着工された方に木の家30万円キャッシュバックキャンペーンを開催中
(※数に限りがございます。)
詳しく聞いてみたいって方はぜひ一度、お問い合わせください。


外構に板塀使ってみませんか?

外構部の木質化対策支援事業始まってます。
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株式会社宮下
企画営業 浮村晋也

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