国宝 岩根山 善水寺 1300年の歴史を支える屋根の檜皮葺修繕工事、いよいよ始動。

国宝・善水寺本堂 檜皮葺屋根 保存修理工事レポート📝

1300年の歴史を誇る国宝・善水寺本堂にて、檜皮(ひわだ)葺き屋根の保存修理工事が始まりました。この工事を見学できるとの事で、若手スタッフ2名と、会長夫妻の4人で滋賀県まで、勉強会に参加したときの写真がとどきましたのでご紹介。明治33年の初めての解体修理以来、これが三度目となる大規模な屋根の修復。前回の葺き替えからすでに48年が経ち、特に南面は15年ほど前の台風被害によって応急処置のまま、今日まで持ちこたえてきたとのことでした。2023年、クラウドファンディングの取り組みを通じて、最終的に660万円もの支援が集まり、いよいよ今年、修理工事がスタート。その節目の現場を会長浮村が、ぜひ若手スタッフに見て勉強してほしいという事で、現地を訪れることになりました。

現地訪問レポート:時をつなぐ、屋根の修理現場へ

工事用の足場が組まれ、屋根の上では職人さんたちが檜皮を一枚一枚、丁寧に重ねていく姿が印象的だったようです。檜皮は、古くから神社仏閣の屋根材として使われてきた日本独自の素材。薄く剥いだ皮を何層にも重ね、竹釘などで丁寧に留めていきます。その一枚一枚が、風雨をしのぎ、建物を百年先まで守り続けるのです。

普段は立ち入ることのない高所の作業場で、職人さんから直接説明を受けるという貴重な体験。スタッフも檜皮の手触りや厚みを確かめながら、熱心お話を聞いていたはず(笑)


歴史をつなぐ、人の手の力

当日は天候にも恵まれ、修理中の本堂を背景に、関係者や見学者のみなさんと記念写真も撮らせていただきました。長い時を経てきた文化財が、次の世代へと引き継がれていく瞬間に立ち会えたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。スタッフも会長夫妻も笑顔でハイポーズ!
ただの建物修理ではなく、「祈りと歴史の継承」ともいえるこの修理工事。その現場を訪れて感じたのは、文化を支えるのは、結局“人の手”なのだということ。素材を見極め、技術をつなぎ、想いを託す——そんな尊い営みに、私たちも少しだけ触れさせていただきました。工事はこれから3年ほどかけて続くとのこと。これからも記録と応援を続けていきたいと思います。

細かい補修工事の説明書はこちらでご覧いただけます。PDF≪

株式会社宮下では、お寺や神社の補修工事のご相談も賜ります。製材所を持つ工務店だからこそ、木材にこだわった工事のご相談も可能です。お気軽にご相談お待ちしております。

メールでのお問合せ

↓↓↓

木の家づくりをはじめよう

木の家づくりのプロフェッショナルに相談ができます。
お困りの事ありませんか?

・土地探し
・資金計画
・ライフプラン
・プランニング
・木の家コンセプト
・実際の木の家の暮らしを見学
・製材所で兵庫県産木材ができるところを見学

等など、
家づくりのお困り事を解決しています。
家づくりの第一歩を始めましょう!

▶家づくり相談に参加する

株式会社宮下では土地販売のマッチングサービスもしています。売りたい土地、買いたい土地がある場合は一度、ご連絡ください。また、現在、加東市南山で(中国道ひょうご東条インター近く)分譲販売をしております。現在の販売情報は下記になります。(2023年6月9日更新)詳しくはコチラ↓↓

各種SNSでも情報発信しています。レビューやコメントお待ちしています!
LINE@はお問い合わせにも使えて便利です。

 


公式ブログも更新中◀◀
SNSシェアはこちら↓↓

PAGE TOP