こんにちは
「木の家ミヤシタの家ってどんな家?」ミヤシタが建てる木の家、選べる仕様をご紹介しているシリーズ、
第三弾は・・『屋根』!
宮下では、高耐久で、ローメンテナンスな屋根材を3種類に絞ってご提案しています。
カタチは3角
屋根は、三角の切妻屋根を基本としています。
理由は、雨漏りに最も強い形だから。
構造がシンプルなので、後々のメンテナンスも容易で、コストも低くおさえることができます。
水平デザインの外観が好み!という方は、正面を水平にみえる桁(けた)側で設計することもできます。↓
ソザイは3種
屋根素材は数多くの種類がありますが、木の家建築士がおすすめするのは次の3つ。
①ガルバリウム鋼板でスタイリッシュな屋根
SGL鋼鈑(エスジーエル鋼鈑)という、次世代ガルバリウム鋼板を採用しています。耐用年数30~50年、15年毎の塗装メンテナンスで長持ちします。
<特徴>
・軽いため、耐震に有利
・耐久性が高い
・コスパがよい
・かっこいい!
などのメリットで人気の金属屋根材。トップ画像の屋根もガルバリウム鋼板です。金属は木とよく合いますね^^
②淡路瓦(あわじがわら)で風格を醸す屋根
兵庫県産のいぶし淡路瓦を採用しています。瓦屋根は耐震性が・・という方もご安心ください。構造計算に基づく、重い屋根に合わせた基礎と躯体をつくるので大丈夫!
<特徴>
・極めて耐久性が高い
・塗装していないので色が長持ち
・趣きがある
・メンテナンスが容易(瓦1枚をさしかえるだけでOK)
・塩害に強い
ほかにも、日本を代表する三州瓦、赤い色の石州瓦も取り扱いできます。
③ソーラールーフで+機能!
「はたらく屋根」のキャッチフレーズのとおり、発電と熱利用が可能な機能性のある屋根です。太陽電池を兼ね備えた屋根とお考えください。ソーラールーフはいくつか種類がございますが、宮下では屋根材メーカーが開発した「エコテクノルーフ」をおすすめしています。
出典:株式会社タニタハウジングウェア
<特徴>
・軽いため、耐震に有利
・耐久性が高い(強化ガラスとアルミ)
・雨に強い(3重の止水機能)
・発電できる
・集熱して、空調に利用できる
太陽光発電のブームは去ったと思われがちですが、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール7に掲げられる「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」にみられるように、今後も再生可能エネルギーは不可欠な時代。
一般的なソーラーパネルは、屋根にのせると外観が損なわれてしまいがち・・ですが、ソーラールーフはパネルと屋根が一体になっているので、スッキリ!スタイリッシュな外観を叶えてくれます。太陽光発電の導入をご検討されている方に特におすすめです。
共通点は、ローメンテナンス&トータルコストが安い屋根材
家づくりは新築時の大きな出費に目がいきがちですが10年後、20年後のメンテナンス費も100万円単位でかかってきます。屋根の場合、足場代も必要なので費用がかさみがちです。(足場代は約10万円~)
だから、メンテナンスの頻度をおさえ、容易で低コストなお手入れで済む屋根材を選ぶことが大切だと考えています。
出典:株式会社タニタハウジングウェア
例えば、ソーラールーフは初期コストは高いですが、電気代がおさえられたり売電することをふまえると、30年後にはコスパのよい金属屋根よりトータルコストが低くなります。
住み継ぐの家の屋根選び
地元で育った大切な木で作り上げた木の家を長く住み継いでほしいから。雨風日射、一番ハードな場所で家を守ってくれる屋根を大事に選んでいます。最後までお読みいただきありがとうございました。屋根についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのブログもご覧ください^^
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