こんばんは!
浮村晋也です。
久しぶりのブログ投稿になります。
今日は小野市にて、K様邸平屋の木の家の棟上げでした。
途中、小雨にはなりましたが、晴れて無事に棟上げ完了しました。
K様、上棟おめでとうございます!
今日は、上棟と木組みのお話をしたいと思います。
棟上げって?
『棟上げ』は、新築住宅を建てる工程の1つで上棟とも言います。
棟木(むなぎ)を上げる工程を上棟といいます。棟木は家の棟(むね)として使う木材です。
棟上げをする日は木組みが雨に濡れないように棟梁の元に職人が集まって、一気に木組みを汲み上げていきます。
家の形が一気に出来上がる!素敵な1日
棟上げの日は、お祭りです。
お施主様が職人をもてなし、近隣に家を立てますよ!とお知らせになります。
昔は、近所の方も招いて、御幣さんを棟に掲げて、お餅まきをしていた事もありました。
屋根は足場も悪いので、床の上に祭壇を作って、お供え物をして、御幣さんを祀って、上棟式をすることが多いですね。
たくさんの人が関わっています
今日は、棟梁含めて大工さんが5人、レッカー屋さん、現場監督、営業なのに作業もする私の8名が参加させていただきました!それだけ?って思いますよね??
実は、
棟上げの日を迎えるに当たってもっと多くの人が関わっています!
棟上げの為に、
木組みの刻みやプレカット加工のスタッフを始め、製材所の配送スタッフ、
設計スタッフや現場監督、足場屋さん、屋根屋さん、金物屋さん、基礎屋さん、水道屋さん、電気屋さん、今回はJR線のすぐ横だからJRさんも事前に打ち合わせを入念にして、
間違いのないように準備、工事を進めてきた1つの集大成なんです!!
例えば・・・
棟上げの時に工事がスムーズに進むように、悪い影響はないか、他の業者さんはどういう風にしたほうが作業がしやすいか、逆にこうしてくれるとやりやすい!など、
宮下と各業者さんだけじゃなく、業者さん同士でも相談できる場を適宜作って、棟上げに向けて進んでいきます!
(※抽象的すぎて逆にわかりにくかったらすいません(汗
無事に棟上げができると、断熱工事や設備工事、造作工事を経て、仕上げ工事、お引渡しへと打ち合わせを重ねて重ねて、工事が進んでいくんです。
棟上げはお施主様にとっての記念日の1つであり、工程の大きなチェックポイントの1つでもあるんです!
ここで間違いがあったらどうなると思いますか・・・?
やばいですよね!
建築会社やハウスメーカー、工務店などのビルダーからすれば、事業の中で数ある1棟と思う会社さんも少なくはないと思います(それはダメですが・・・)
お施主様にとっては人生に1回くらいであろう一大イベント!
宮下では出来る限り準備をして、棟上げの日を迎えるようにしています!
施主様を思う、近隣挨拶と安全第一
宮下は工事着手前に地鎮祭と近隣挨拶回りを徹底しています。解体工事がある場合は解体工事前に近隣挨拶回りをします。
タイミング合わず、お会いできなかった時は、お手紙を投函したり、現場に行く中でお会いしたときにお話するようにしています。
実際に道で車を走らせていた時に遭遇した実体験ですが、
棟上げをしている敷地の外で、職人さんの車がずらーーーーーーっと何台も停まっていて、近隣の方と言い合いになっていました。
これから引っ越して来られる前に近隣の方とトラブルになってるって最悪ですよね・・・
他にも、友人から仮設トイレの目隠しがなくて、リビングから丸見えで最悪・・・と相談を受けたこともありました。
その時は、目隠しフェンスを置いてほしいと伝えてみたら?とアドバイスしましたけど、本来、言われる前に気づかないと、、、って思いました。
後は、事故ですよね。
これから住もうっていう家を建てる現場で、起きてほしくないって思います。
実際にヒヤッとしたことは何度もありますがすべて注意を払えば事前に防げることも多いです。
棟上げの日は職人も気合いを入れて作業に取り掛かりますし、朝に注意事項の確認もして、『ご安全に!』の掛け声で始めます。
それでも木組みをしていく中で、部材の雨除けのビニールや緩衝材、落としてしまった金物や工具が現場内にたくさん発生します。
安全は足元から、でいつもササーっと拾って行きます!!
屋根組みまで進んでいくと、母屋や垂木の上を大工さんは歩くので、部材の手渡しを中継したりして、いつも安全に作業できるようにサポートをしています。
確認の為に図面を頭に入れて、質問が来たときに返事できるように!慣れてくると質問の前に休憩時に伝えたりしています。
ちょっとしたことだけど、安全に作業をする為には余裕が不可欠だと思います!
職人の技術と確かな木組み
棟上げは大工という職人の技術の集大成だと思います。
今は、プレカット加工が主流になりつつありますが、手刻みから始まり、基礎工事以外にも家づくりの作業は進められています。
木組みも大工が考えていた時代がありました。木と向き合い、経験に基づく木取りでできた木組みは丈夫で地震にも耐える物だと思います。
それは実際に、古民家や長持ちしている家や、大工さんの考え方を聞いていても納得することが多いですし、実際、構造を学んでいても合っているなと感じることが多いです。
宮下では構造計算に基づいて木の大きさを選定、配置をして、木組みを組み立てて行きます。
その中で大工の意見も取り入れて、施工性や仕上がりの見た目がよくなっていくように木組みを構築していきます。
長年培われてきた大工の技術と構造計算と大工の経験に裏打ちされた確かな木組みで棟上げをしています。
この後はどうなっていくの?
棟上げが終わったお家がこんな状態です!
まずは、屋根工事に取り掛かります!
ルーフィングという防水材を施工して、K様邸は平板瓦葺きをします!
それと合わせて、外部の耐力壁 ダイライトMSという製品をN50という釘で留め付けていきます。
釘の間隔やピッチや施工上の注意点(めっちゃ多いです)を守りながら施工します。
その後は、防水シートを施工して、外壁工事へと進んでいきます!
この次は断熱工事!宮下木材による責任施工、デコスドライ工法(セルロースファイバー充填断熱)を施工します。
この間も外部と内部では大工による造作工事が進んでいきます。
K様邸は11月に完成予定で完成見学会を予定しています。
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