木の家じゃないの?!写真で見分ける本物の木の家

「木の家ってほんと素敵ですよねぇ~」

ミヤシタで働き始め、ますます木の家の良さを感じる毎日。

他社の画像をチェックしながら、ほれぼれしていたその時・・

それ、本物の木じゃないですよ。

・・!

眺めていたのは、木の家をうたった某ハウスメーカーの画像。

木製に見えるおしゃれ~な建具やキッチンまわりはもちろんのこと、「フローリングも怪しいかな。」と先輩。

なんてことでしょう。一番木材を使いやすそうなフローリングまで本物の木ではないらしい!!

でも待って。

この業者、「木の家で暮らそう」ってデカデカと広告してる。

どういうこと??

 

「木の家」って書いてあるHPはたくさんあるけれど・・

「木の家」と検索すると、多くのハウスメーカーや工務店のホームページサイトが表示されます。

・木をたくさん使っているように見えるんだから、当然木の家でしょ。

・写真の美しさに惹かれて、木が使われていないカッコイイページを閲覧する。

・木の家に憧れてはいるけど、実際には見たことがない。知らない。

・木造住宅=木の家 だと思っている。

などなど。

このように思ったこと、ありませんか?

 

「木の家」とうたっているだけの広告が溢れている

近年すっかりポピュラーになったエコや自然素材という言葉と同様に、木の家を建てたいと思う方が少しずつ増えてきました。うれしい!

ところが、木の家、という言葉が検索ワードで引っかかるようになったため、多くのハウスメーカーや工務店が、こぞって広告で使用するようになったのです。

そして、実際に木の家とはどういう家なのか?を知らない人が多い背景に加え、

構造材だけに木材を使う木造住宅(=一般的な木造住宅は、内装がビニールハウス状態です)をそのまま木の家と表現している業者が数多くいるため、

本当の意味で木の性能を活かした「木の家」に辿り着けない問題が起きているのです・・!

 

うんうんうんうんうん。

激しく同感。かくいう私も、自分では信頼できる木の家を建てられる業者さんを見定められませんでした。

ということは、

木の家と思い込んで購入したけれど、実際には木の家ではない住宅に住んでいる方が多いということ・・!?

Σ残念すぎるっっ!

 

せんぱーい(T^T)

なんとかならないんですか~?

 

そこで、先輩に写真でわかる、簡単な方法を考えてもらいました!

 

木の家かどうかは、写真を見て一発でわかる!

一発でわかる?

そんなの、木の家を知ってるプロだからわかるんですよ~!(プンプン)

いえいえ。

だから、簡単なのを考えたんですってば。

見るべきポイントは・・

 

「 床以外 にも木が使われている 」 こと!!

 

床、いわゆるフローリングは、木材(っぽいもの)の既製品が多く出回っています。

わりあい簡単に施工できるため、床に関しては、木に詳しくない業者でも木材(っぽいもの)を扱えるわけです。

一方、

壁や天井の梁、ドアがはまる枠や建具などは、木の既製品がほとんどないため、

多くの業者は木を使うことができないのです。

 

さらにお話をうかがうと、

実際に 「木を使う」 には、設計時にさまざまな配慮が必要なんだそう。

例えば、納まり(おさまり)について。

木材を使うには、家の設計に合わせてそれぞれの木材寸法を計算して、納まりを考えて、発注する必要がありますが、それができない建築士さんや設計者さんが多いらしい。

例えば納まりを考えず、大きめに木材を発注したら、ドアがはまる枠をきれいに仕上げるために、大工さんが現場で削ったり、切断したりして寸法を調整する手間がかかり(納期が延びる=人件費アップ)、無駄(=ゴミになる=多めの予算が必要)が多いという問題がでてしまう。

↑納まりの例

 

他にも、発注した材料をきちんと納められる製材所と取引がない等々。

多くの理由があり、木の家をつくることができる工務店が増えにくい、という実態があります。

 

その点、ミヤシタは製材所が発祥のため、木には一段と詳しい職人や設計士が揃っています。

木の納まりも美しく仕上げることが可能なので、木をたくさん使った家を建てることができます。

 

 

ということで、

床以外にも多くの木が使われている写真であれば、

「木の家」と判断しておおむね正解!というわけなのです。

 

おお~!

写真を見て、床以外にも木が使われているかチェックする だけなら簡単!

さっそく見てみよう。

 

・・・

天井や建具も木製に見えるんですが・・・

 

それでも引っかかっちゃう!無垢の木材に見えるシート、ごく薄い木でつくられた突板(つきいた)の存在

昨今のプリント技術はめざましい発展を遂げています。

家に使用する材料もその技術がたくさん採用されています。

無垢の木材に見えるように印刷された「木目調」の樹脂シートが多く存在するのです!安価で扱いやすいため、多くの業者が採用しています。

ちなみに、突板(つきいた)と呼ばれる、木をごく薄くスライスした紙のような化粧用木材も存在します。

こちらは本物の木ですが、薄いために剥離しないよう塗料で固めてしまうため、木の性能は生かせません。そして、どんなものに貼るのか?も知っておきましょう。

 

フローリングを例にしましょう。

フローリングは3種類に分かれます。複合フローリング、突板フローリング、挽き板フローリングです。

①複合フローリングは、
MDF(木材を一度繊維状にほぐしたものに、接着剤を添加して成型熱圧した木質素材)や構造用合板を組み合わせて芯材を作り、仕上げに樹脂シートが貼られているものです。樹脂シートの木目調の柄が豊富にあります。

②突板フローリングは、

数ミリ厚の突板が、複合フローリングと同じ芯材に貼り付けてあります。

③挽板(ひきいた)フローリングは、

刃で切りだされた板でつくられたフローリングです。これがミヤシタが採用している本物の木にあたる床になります。

 

以上、3つのフローリングは一見すべて 木 に見えます。

でも本物の木の性能が生かせる、木の床は、③挽板フローリングのみです。

 

このように、木目調のシートがフローリングに限らず、家の多くの内装材に使用されているため、

木が使われていないのに、木の家♡と引っかかってしまう事態が起きるのです!!

 

見分けがつかないんじゃ、どうすれば本当の木の家に辿りつけるの~?!

 

最後はやっぱり自分の目で確かめよう! 

百聞は一見にしかず。

とにかく本物の木の家はどんなものなのかを知って、自分の目を養うしかありません!

目で見て、肌で触って、香りをかいで。

コンコン叩いてみるのもおすすめ。(高い音がしたら挽き板じゃないですよ。エッヘン)

 

総合展示場などでハウスメーカーのハイテク住宅を見て触ってみた感触と、

木の家のミヤシタの完成見学会に訪問して、本当の木の家を見て触った感触を比べて、

突板でも樹脂シートでもない無垢の木を体感してください。

本物の木を一度覚えれば、他の木の家をつくる業者さんとそうでない業者さんを見分けることができますよ。

ぜひ、勉強しにきてくださいね^^

 

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