こんにちは!広報の佐藤です。
今日は曇り空。台風が近づく現場にも雨がちらほら降っています。家が濡れちゃうのでは!という心配ご不要。屋根は早々につくりあげ、後の工事に支障が出ないような工程になってるんです。ほら、もう屋根の下側、軒(のき)天井もできてましたよ~!
板材の軒天ってほんとかっこいい~!!外観の重要なアクセントになります。
さて、今日はそんな軒があるとないとでは大違い!おしゃれな軒あり住宅のススメについてお伝えします。
ある日のこと・・
A:聞いてきいて!うちも家建てることにしたの♪
B:それはいいね~!どんな家にするの?
A:えへへ♪ちょっとデザインにこだわって、キューブ型外観の家にするんだ☆彡
B:かっこよさそー!どれどれ・・(外観イメージ図をみせてもらう)おしゃれだねー!ふむふむ・・できたら玄関の上には、長めの軒(のき)をつけてもらった方がいいよ
A:えー?軒(のき)??なにそれ
B:屋根の下部分のことだよ。壁から突き出しているものは、庇(ひさし)と呼ぶけど、どちらも雨や日射を遮ったり、屋根の役割をするものだよ
A:あ~あるねそういうの。でも・・なんか大きな屋根が飛び出してたらカッコ悪い気がするし、、なくてもいいかな!
B:じゃあ一緒に想像してみよっか!もし、軒がなかったり、短かすぎたりしたらどんな(恐ろしい)ことになるか・・ウフフ
雨の日、玄関で濡れる
B:今も台風が近づいてきてるけど、近年はゲリラ豪雨が増えてけっこう雨って多いよね。例えば、屋外の駐車場に停めてる車に乗ろうとして、傘をたたむほんの一瞬でびしょ濡れになった経験ってない?
A:あるある!車乗る時って、なんでかどうしても濡れちゃうのよね。
B:じゃあ今度は、家に帰る時を想像して。傘をさして帰ってきて、いざ家に入る時ってどう?
A:ん~、玄関の前に立って、傘をたたんで、カバンから鍵をだして、鍵をまわして開けて・・・うん。そんなに濡れないかな?」
B:そう!それが軒があるか、ないかの違いってわけ。
A:あーーーーー!なるほど。気づかなかった!車と違って家に入る時雨に濡れないのは、軒があったからなんだね。
外に物が置けない
B:じゃあ今度はさ、さっき見せてくれたキューブ型のおしゃれな家に住んでることを想像して
A:えへへ~憧れのお家に住んでる・・楽しい~(にっこり)
——–おしゃ子の理想のキューブハウスには、玄関ドアと同じくらいの幅の、スッキリしたシンプルな庇がついています——–
B:おしゃ子には2人のこどもがいて、おでかけから帰ってきます。ベビーカーに乗った赤ちゃん、手には大きなバッグと買い物袋、さらに幼稚園に通う上の子の手を引いています。そこに突然、どしゃぶりの雨が降ってきました。家の中に急いで入ってください
A:きゃー♥こどもが2人?うふふ幸わせ~、楽しいおでかけから帰ってきて、急いで家に・・ベビーカーの赤ちゃんをはやく抱き上げて雨から守らなきゃ、あ!上のお兄ちゃんが先に部屋に入れたいけど、鍵出さなきゃ、でも両手ふさがってるから・・荷物をいったん下に置いて・・
B:その間、ずっとどしゃぶりの雨よ~荷物、濡れた地面においちゃうの?」
A:庇あるし、濡れてないでしょ」
B:その庇、玄関ドアとサイズ同じだからすごく短いよ。雨めっちゃ吹き込んでくるよ。例えば小さめの傘さしてる時って、傘の中央に位置してる靴だって濡れちゃうでしょ?短い庇も同じ。ドア前の地面はほぼ濡れちゃうと思う
A:え?そうなの?? え、じゃあ荷物もわたしたちもずぶ濡れってこと??え、たのしいおでかけから帰ってきたのに・・あれれれ~~?!理想とちが~~~う!涙
玄関ドアの上の庇が短いと、ちょっとだけモノを置きたい時困るのはもちろん、出かける時帰宅する時大慌てする羽目に。
軒ゼロ=かっこいい
というわけで、おしゃ子は無事、長い軒のある家づくりを検討しなおすことにしましたとさ。ちゃんちゃん♪
最近のお家は、軒が短かったり、まったくなかったりする家が珍しくありません。理由のひとつは、「軒ゼロ=かっこいい」という流行や無意識のイメージがもてはやされているからだと思います。また、もうひとつの大きな理由としては、建築面積があげられます。軒は突き出ている部分が外壁又は柱の中心線から1mを超える場合、その先端から1m後退したまでの部分は建築面積に含まれてしまうのです。そのため大きな軒を付けると、その分建物本体の建築面積が制限されてしまうのです。税金はもちろん、狭い土地にできるだけ広い家を建てようとする方が多い昨今です。こういった理由から軒がない家が好んで建てられてしまっているのです。
長い軒はかっこよくて機能的!!
ではこちらの家をごらんください。
長い軒があります。でも・・とってもおしゃれに見えるのは、私だけでしょうか?
長い軒は、軒なしと比べても遜色ない、むしろより一層おしゃれな外観をつくる重要な存在といえそうです。かっこいいだけではありません。雨を防ぐという大切な役割のほか、軒や庇は、日差しから家を守ってくれます。玄関ドアや窓、外壁へのダメージを軒や庇が緩和してくれるので、家の痛みが少なくなります。室内の家具や床の日焼けを防ぎ、季節の変化で変わる太陽の光を絶妙に調整してくれるので、暑さ寒さ採光等、たっっっくさんの機能を果たしてくれるんです。また、わざと軒を長くしウッドデッキを設置するなどして、ひとつの部屋のように使う設計にすれば憧れのアウトドアリビングだってつくれちゃいます。
うわぁ!いいこと尽くし!じゃあ、なんで軒がない家がかっこいい、なんて風潮がでてきちゃったんだろう?
軒が長いダサイ家も存在する
軒がある家といえば、昔ながらの瓦と板壁の家が代表的でしょう。日本家屋の外観が苦手な方は、現代風な外観にしますよね。そこへ軒をつけると・・う~んなんかバランス悪いな。軒や庇がない家は、シュッとしてるというか、シンプルでクールな印象がありますが、そこに軒があると・・あれ。なんだか・・微妙。(おしゃ子の家やばいな)かっこよくするの難しいぞ・・!
そうなんです。軒はすばらしい機能がありますが、家のカタチとのバランスを取ることに技術が必要です。暮らしやすい家には他にもたくさん注意を払うポイントがあるので、それらとお客様のお好みや間取り、仕様をきちんと踏まえながら、さらに外観のバランスも整える・・実は建築士でもかなり難しい方法なのです。
シンプルな軒なし住宅なら、語弊を恐れずに言うと作りやすい。そして、暮らしづらいおしゃれな住宅ができあがり!でも購入時点のお客様は大喜び!というからくりが成り立ってしまうのです。
ええ~じゃあ、おしゃれな外観で、暮らしやすい家は手に入らないってこと?? なんとかならないの~?!
長い軒はバランスが取りにくいけど、上手く仕上げれば最強にCOOL!!
ご安心ください。先に挙げた例のように長い軒を活かしたかっこいい家をつくることは可能です。軒がある家は難しいけれど上手く設計すれば、かっこよさと軒ゼロ住宅にはない暮らしやすさが両立する、最強の外観になります!さらに言うと、他ではなかなか見られないかっこよさ☆というレア感もついてきます。冒頭のおしゃ子ちゃんのように、家づくりの際にはまったく気にしていない「軒」という設備を考慮しなかったがために実際暮らしはじめると大きなストレスの原因になってしまう。かといって、おしゃれな軒のある家をつくってくれる工務店、建築事務所は、実は少ない・・ではどうするか?あなたがするべきは、暮らしとデザインの両方をしっかりと考えてくれる工務店を選ぶこと!!
最後までお読みいただきありがとうございます。「軒ゼロ住宅は絶対やめよう!」と思って頂けたでしょうか?ミヤシタの家では、長い軒をしっかりつくっています。さらに軒天井は美しい木の板張りを得意としています。建てた方の暮らしを第一に考え、軒、庇にも詳しいミヤシタの家を見に来てくださいね。→→施工事例はこちら
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