脱・間取り。完全に決めない選択もある

脱・間取り。完全に決めない選択もある

「お部屋は何LDK必要ですか?」

家を探すとき、家を建てるとき、よく聞く言葉ですよね。

3LDK、4LDK。
平屋、2階建て。

数字で聞くと、とても分かりやすい。

私も仕事柄、ミヤシタの施工事例を見たり、完成したお家を撮影したりすることが多いので、間取り図を見る機会もたくさんあります。

でも、いろいろなお家を見ているうちに、ふと思うことがあります。

「この家って、何LDKなんだろう?」

……ではなく、

「ここって、どうやって使っていくんだろう?」

最近は、そんなところが気になるんです。


01|最初から、全部決めなくてもいい

家を建てるとなると、

「子ども部屋は何部屋?」
「寝室はどこ?」
「客間は必要?」
「収納はどれくらい?」

と、いろいろ決めることがあります。

もちろん、必要なものを考えていくのは大事。

でも、まだ暮らしてもいない家の使い方を、最初から全部決めるって、よく考えたらなかなか難しいですよね。

●子どもが小さいときと、大きくなったときでは暮らし方が変わる。

●在宅で仕事をするようになるかもしれない。

●家族が増えるかもしれないし、逆に家を出ていくこともある。

5年後、10年後のことを考えたら、

💡「今はこう使う。でも、あとから変えられる」

くらいでもいいんじゃないかな、と思うのです。


02|「子ども部屋」は、最初から子ども部屋じゃなくてもいいんじゃない?

例えば、子どもがまだ小さいうち。

「ここは子ども部屋です」と決めて、家具も壁も全部子ども仕様にする。

それももちろんいい。

でも、

最初は家族みんなで使う場所。

少し大きくなったら、遊ぶ場所。

そのうち勉強する場所になって、

もっと大きくなったら、個室として使う。

そんなふうに、少しずつ変わっていくのも面白いんじゃないかなと思うんです。

10年後の子どものために、10年後の部屋を今つくる。

……よりも、

10年かけて、その子の部屋になっていく。

そんな考え方もありなんじゃないかな。

壁紙だって、子どもが小さいときに選んだものが、10年後も「お気に入り」とは限りませんよね(笑)

だったら、最初から完璧に仕上げきらず、成長に合わせて変えていく。

そう考えると、子どもの成長も少し楽しみになりそうです。

●こどもの靴、ちょっと大きめを買う感覚とにているかもしれませんね。。。


03|「ここは何の部屋?」と決めなくてもいい

完成したお家を撮影していると、

「ここ、いいな」

と思う場所があります。

でも、そういう場所って、必ずしも「リビング」「寝室」みたいに、名前がついている場所ではありません。

窓の近くに椅子を置けば、本を読む場所になる。

ちょっとしたカウンターがあれば、仕事をしたり、子どもが勉強したりできる。

廊下に本棚があれば、ただの通り道じゃなくなる。

収納の一角に机があれば、ちょっとした作業スペースにもなる。

そう考えると、

●ひとつの場所に、ひとつの役割しかなくてもいいんですよね。

「ここは○○の部屋」と決めすぎない。

その時の暮らしに合わせて、使い方を変えられる。

そんな余白が家の中にあると、ちょっと気楽です。


04|5年後、10年後は「違う家」になっているかも

家そのものは変わっていなくても、そこで暮らす人は変わっていきます。

●子どもが成長する。

●仕事の仕方が変わる。

●家族の人数が変わる。

●休日の過ごし方だって変わるかもしれません。

そう考えると、

💡家を建てたときが完成ではないのかも。

最初から「こう使う」と全部決めてしまうより、

「今はこう使おう」

くらいにしておいて、暮らしながら変えていく。

そのほうが、家族の変化にも合わせやすい気がします。

そして、家族の変化に合わせて少しずつ手を入れていくのも、家を長く楽しむ方法のひとつなのかもしれません。


05|「脱・間取り」は、間取りをなくす話ではありません

ここまで書いておいてですが、もちろん、間取りがいらないという話ではありません(笑)。

大事なのは、

「何LDKにするか」だけで、家を考えなくてもいいんじゃない?

ということ。

「3LDKにしよう」から始めるのではなく、

●「朝はどんなふうにどこで過ごす?」

●「洗濯の動線どうするのが自分が使いやすい?」

●「子どもが小さい間は、どんなふうに一緒に過ごしたい?」

●「一人でちょっと落ち着ける場所も欲しい?」

そんなことを考えていったら、

結果的に「うちは6LDKだった」ということもあるかも💦

逆に、

「部屋としては決めていないけど、ここはこんな使い方ができる」

という場所があってもいい。

最初から全部を決めない。

それも、家づくりのひとつの選択肢なんじゃないかなと思います。


「この部屋は何の部屋?」ではなく・・・

家を見ていると、ついつい私は写真映えするところに目がいってしまうのですが(笑)

木の表情だったり、窓から入る光だったり、ちょっと変わった納まりだったり。

でも「ここ、実際に暮らしたらどう使うんだろう?」と考えることも増えてきました。

朝起きてから家を出るまで。

帰ってきてから眠るまで。

休日に、なんとなく過ごす時間。

そういう毎日の中で、場所の使い方はきっと変わっていく。

だから、完成見学会などでお家を見るときは、

「この部屋は何の部屋?」

じゃなく、「ここで何する?」と見てみるのも面白いかもしれません。

すると間取りも当たり前に間取りじゃない方が良かった事に気付けるかも?

でも、設計の相談の時に、え?壁無いやんなんてことになってしまうかも??(笑)

そこはミヤシタのスタッフ、考えてくれますよ!!?
相談してみてくださいね。

暮らしながら、少しずつ決まっていく。

そんな家も、いいんじゃないかなと思います♥

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