木製キッチン木づかいの方法

~木製キッチンカウンター考えてみませんか?~

本日は、今度施工するキッチンの天板が木製と言うことで、そりゃぁ木製だったら可愛いけど♡ なかなか、水回りの天板を木製にするのには勇気がいるねぇ。っと言う話から始まり、真剣に、キッチンの木づかいを考えてみる事にしました。

キッチンっと言えば憧れる♡木で作られたオーダーキッチン。自分の背丈や使い勝手を重視したレイアウトのキッチンは心地よいですよね。この辺りは、特に語らずとも、皆さんよく見かえると思いますので、今回一番こだわりたいのは、キッチンの天板、ここはやはり、メンテの面でどうしてもステンレスや、人工大理石、ガラスなども人気で選びがちなのですが、今ひそかに?ブームがおこり始めている木の天板。

あたたかい仕上がりで、素敵ですよね~。上記は、足場板風のテーブルでレトロ感も出ていますね。
ではまず、このような木の天板のキッチンにするために、何を考えればよいでしょう?

まず初めに、”何の木を使う”か、これが重要となりそうですね。木は水に弱い、腐る、というイメージがありますよね。でもそれは柔らかい針葉樹の事なんだそうです。テーブルや、家具、1枚板などにオススメの木の種類は広葉樹なんだそうです。でも広葉樹と言っても広いですよね~(^^;なので、ちょっと調べてみました。

広葉樹には、メープルやモミジ、ブナ、ナラ、チーク、クルミ、ヤマザクラ、ケヤキ、クリ(栗) 等etc…などがあります。このあたりでキッチンシンク周りのカウンターを木にする計画をしていきましょう。

でも、ちょっとまって、杉板も1枚板や、檜はお風呂や、まな板などに使われるので、水に強くて、オススメなのでは?と思いますが、この杉、桧は針葉樹なんですよね~。キッチンにはちょっと向かないのかなぁ?硬さの面からも、杉や桧は、キッチンにはやめた方がよさそうですかね?

でも、ここで、ちょこっと疑問。

水回りである、お風呂の建築材料として、広葉樹ではなく針葉樹の桧(ひのき)が使われる理由ってなんだろう?っと思ったのでご紹介します。

桧や杉は針葉樹でありながら、非常に耐久性があり、湿気や水に対しても優れた耐久性を持ちます。特に、桧はその特性から日本の伝統的なお風呂に頻繁に使用されています。また、防腐効果があるため、カビや腐敗の問題を減らすことができます。お風呂は湿気が高く、木材が長期間水にさらされるため、防腐性は重要な要素です。他にも、特有の良い香りがあり、お風呂の木材が良い香りを放つことは、心地よいリラックス効果を与えることにつながりますね。また、木材は金属やプラスチックよりも熱伝導率が低いため、お風呂のお湯の保温効果が高まるそう。この他、日本の伝統的なお風呂は、桧を使ったものが多く、日本の文化に根付いています。このような伝統的な素材が用いられることで、風情や文化的な価値を感じることができます。このような理由から、耐久性や耐水性、防腐効果、良い香り、保温性、伝統的な要素などを考慮して、針葉樹でも、桧のお風呂の建築材料として選ばれることが多いようです。

あ~なるほど!湿気やカビに強く、熱伝導率となると、軟木の方が良いってわけですかね?

では本題にもどりまして。では、素直に、キッチンカウンターには広葉樹がオススメなので、この9点に絞ります!
では、それぞれの木の特徴を見ていきましょう!(写真はネットで見つけたイメージ参考写真です。)


メープル:
メープルはその美しい淡い色合いと滑らかな質感で知られています。カウンターに置くことで、明るく広々とした雰囲気を演出します。加えて、その耐久性により、長年にわたって美しい姿を保ちます。

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ブナ:
ブナの木は緻密で硬い素材で、独特の木目が特徴です。キッチンでの使用において、ブナのカウンターは耐久性に優れ、料理をする際の頼れるパートナーとなることでしょう。ナラは堅牢な樹種で、美しい茶色の色調が特徴です。自然な風合いを持ちながらも、高級感も漂わせるため、シンク上のカウンターにぴったりの素材といえるでしょう。
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チーク:
チークはその耐水性に優れ、湿気の多いキッチン環境にも適しています。また、深い赤褐色の色合いは、温かみを加えながらも洗練された雰囲気を作り出します。
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クルミ:
クルミの木は特有な色調が美しい落葉樹です。その温かな雰囲気は、キッチンに居心地の良さをもたらします。加えて、クルミの木材はその堅牢性から、長期間にわたってカウンターとして機能し続けます。
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ヤマザクラ:
ヤマザクラは美しい桜の花を咲かせる木で、花見の風景を想起させることでしょう。その優雅な雰囲気は、キッチンに自然な華やかさをもたらします。
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ケヤキ:
ケヤキは木目の美しさと耐久性が特長です。シンク上のカウンターにケヤキを選ぶことで、自然との共存を感じながら、長く使い続けることができるでしょう。
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クリ:
クリの木は滑らかな質感と明るい色調が特徴で、キッチンに明るさと活気をもたらします。その木目は独特で魅力的であり、料理の時間がより楽しくなること間違いなしです。
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どれも、木製カウンターをキッチンシンク周りに設置する際に適した天板選択肢です。ただし、木製のカウンターは定期的なメンテナンスが必要です。とくに、シンク周りでは水の跳ねや水滴が多いため、水気に強い仕上げを施すとより長持ちさせることができますね。では、メンテナンスってどうすればよいのだろう?。

ここは、ちょっと厳しめに、やはり、使う人の気持ち♡が重要となりそうです。無垢のカウンターを維持するために耐水性や体に良い自然素材は蜜ロウワックスを塗ると良いと言われています。蜜ロウは天然のロウ分(ワックス)ですから、水分を玉のように弾きます。ですから木に染み込むこともなく、拭き取ればOK。この蜜蝋ワックス水を弾いてくれるなんとも心強い味方なのですが、幼児(1歳未満)のお子さんにはちょっと注意しなければいけない事が、ボツリヌス菌の関係なのだそうです。

ボツリヌス菌は強い神経の毒を作る細菌で、土や川など自然にいろんなところにいます。通常、大人は腸の中の細菌が守ってくれるので、ボツリヌス菌を食べても大丈夫です。でも、1歳未満の赤ちゃんは免疫が未発達なので、腸の中で守ってくれる細菌が少なくて、ボツリヌス菌に感染する可能性があるそうなのです。

食する、はちみつにもボツリヌス菌が残っていることがあるので、赤ちゃんが1歳未満の間ははちみつをあげないでくださいと言われています。

では、蜜ロウワックスも一緒なのかな?っと心配になりますよね。
ここで蜜蝋ロウワックスとは・・・、ミツバチの巣を溶かし、不純物を取り除いたもの(蜜蝋)に植物性油を混ぜてつくられた物が蜜ロウワックスです。天然素材だけで作られている為、安全で保護能力も高いため、家具や無垢フローリング、子供さんのおもちゃにも用いられているのですが、上記の事から、やはり小さなお子さんが要る場合は、十分に注意を測らいましょう。っという事なんです。

子供用おもちゃに使っている蜜ロウは、安心かもしれませんね。ちょっとご紹介。小さなお子さんの事以外は、とっても頼りになる蜜ロウ、商品によっては、臭いがきつかったりすることもあるので、販売店さんに詳しくお聞きしたほうが良さそうです。

この他、蜜ロウはいろんな種類のものが、各販売店さんから売り出されています。.
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蜜ろうは各種、成分や性質も異なりますので、設計の方とも十分ご検討の上お選びください。このように、蜜ろうを施した後、繰り返し、お掃除をすることで、とても素敵にキッチンをお使いになっているサイトをママルさんのサイトで見つけました。木製(山桜の木)キッチン利用中
ね。経年変化でとっても素敵な味わいのあるキッチンになってますよね。

また、宮下では、自然塗料のオスモカラーを推奨しております。森とエコの国ドイツ生まれのオスモカラーは木を活かす自然塗料です。小さな子どものおもちゃにも使われている植物から採れるオイルを原料にした安心安全な自然塗料で、自然の植物油(ひまわり油、大豆油、アザミ油)と植物ワックス(カルナバワックス、カンデリラワックス)をベースにした自然塗料です。屋内用オスモカラーはヨーロッパ規格EN-71-3玩具安全基準に合格しており、幼児向け玩具や遊具、家具の塗装に使われています。幼稚園などの床にも使われています。塗料で木の表面を覆って、呼吸をできなくしては、その木の良さが活かされません。この自然塗料は、木に深く浸透するので、木の呼吸を妨げません。お手入れも簡単な、自然塗料オスモカラーもオススメです♪
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株式会社宮下の母体である、㈱宮下木材は木の専門店です。考えられるリスクをこれからクリアに変えて、木製キッチンカウンター、ここでまたご紹介できればと思います。

それでは本日はこのへんで👋
担当は、ハマダでした。

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