こんにちは、広報の佐藤です。
みなさんは台風は大丈夫でしたか?我が家ではDIYした門扉が強風で壊れました(笑)今回は大きな被害ニュースは少なくなによりでしたが、災害対策と点検はどんな台風でも大切ですね!対策ばっちりな工事中の現場では、内装工事が順調にすすんでいましたよ~!
兵庫県産木材のフローリングを一枚一枚丁寧に選別する大工さん。無垢材は木目などが一枚ずつ異なるため、適材適所に選んで張ってくれます。
さて、そんな美しい木の床が台風で浸水!なんてことにならないために対策できることはあるのでしょうか?
本日は「台風の後」も快適に暮らすための方法をお伝えします。
過ぎ去った後に浮彫りになる惨事
どこからか飛んできたゴミや倒木、窓が割れたり、雨漏りが発生したり。秋にさしかかるこの時期は特に雨樋やベランダ、側溝に落ち葉が溜まって水があふれる。道路や床下まで冠水するような大雨の時は、トイレから下水が溢れる!なんて耐え難い惨事が起きることも。
風速ごとに被害の例をみてみましょう。
風速10~15m/sで取り付けが不完全な看板やトタン板が飛び始め、20m/sを超えると鋼製のシャッターが壊れたり、風で飛ばされたものが当たって窓ガラスが割れることも。風速25m/s以上になると取り付けが不完全な外装材がはがれたり、ブロック塀が壊れたりする被害が発生します。風速30m/s以上の猛烈な風は、屋根を飛ばすほどの強さです。
990hp以上の弱いといわれている台風ですら、風速は17.2~25m/s未満となっています。はい、看板とんじゃうってことです。近年珍しくもなくなりつつある、930~959hpの強い台風とよばれる台風の場合、風速は33~45m/s未満!なんと屋根が飛んでしまう風速なのです。おちおち夜も眠れませんね・・では、具体的にはどうしたらいいのでしょうか。
明暗が分かれる台風対策
・雨どいやシャッターを閉める(ガラスを守る)
・屋外で飛びそうなモノを片づける(自転車や植木鉢が飛んで隣家への被害を防ぐ)
・窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る(割れた際のケガ防止)
・冠水(かんすい)の心配がある時は水のう(すいのう)をつくってトイレの穴をふさいでおく(道路に水が溢れている場合、家の床まで浸水していなくても下水管があふれて逆流する場合がある)
・断水対策のためにお風呂の湯舟に水を張っておく(生活用水として。ただし、下水管などの損傷がないことを確かめられるまでは排水に注意が必要)
などなど。
そうなんです。台風対策といっても実はどれも簡単にできる、ちょっとしたことなんです。
「えー?屋根が飛ぶって言ってなかった?こんな簡単なことだけでいいの??」
窓ガラスが割れて吹き込んできた風で屋根がまるごと浮き上がってしまい、屋根が飛んで行ったという事例があります。窓ガラスが割れないよう対策しておけば防げた被害ということです。
「な、なるほどー!小さな対策で大きな被害を防げるってことなんですね」
そのとおり。ですが、実に7割の人が防災対策をしていない!という調査結果もあるように、日本では自然災害が多い国にも関わらず、多くの人が「交通機関に影響が出たら」「警報が発表されたら」対策について考え始める、という防災意識の低さが問題となっているのです。避難など命を守る防災対策ですらそのレベルの意識なのですから、家の台風対策など実際に行っている方は本当にわずかではないでしょうか。みなさんはどうですか?
無事やり過ごせた時でも家の点検を!
もしも自分の家は無事だった!と思っていても、外壁、屋根に傷がついていて、雨が侵入する要因になることもあります。気づかずにほったらかしにしておくと、損傷個所から侵入した雨水によるカビが発生して、家が傷む原因に。台風が過ぎた後は自分の家を忘れずに点検しましょう。
・屋根の破損
・ガラスの損傷
・シャッター
・外壁の剥がれ
・樋(とい)の外れ
・樋やベランダの排水溝の詰まり
そして・・
手に負えない惨事が見つかった!
屋根の一部の瓦が飛んでいた!2階の屋根樋がはずれてしまった!など、自分では修繕できない被害が見つかった場合は、業者に依頼しなければなりません。でも「費用はいくらかかるのかしら・・」と躊躇してしまうことありますよね。「これくらいなら大丈夫だろう」と見て見ぬふりをしてしまう場合もあるかもしれません。そんな時は・・
保険会社に連絡しよう
まずは、加入している火災保険会社に連絡してみましょう。保険がおりるならば、安心して家の修繕を行うことができます。また、火災保険の場合、利用回数は決まっていないのが普通です。保険期間内であれば、利用回数に制限などはなく損害を受ければ何度も申請が可能で補償を受ける事ができます。(全損し、建物全体の保険金を請求した場合は契約終了になります)
「そっかー!たしか入ってたよ火災保険。さっそく連絡してみよーっと」ところが・・
保険がおりない!?
火災保険はどうやって選びましたか?なにげなく選んだ結果、いざ利用しよう!と思った時に、保険金が下りない!!という事態が起きるケースがあります。特に、水災については、補償される条件がきびしくなっている場合があります。「居住部分が床上浸水」「地盤面より45cm以上の浸水」であれば認められることが多いようですが、条件や補償額は契約内容によって大きく異なります。現在の火災保険に自分の家に必要な補償が付帯しているか、またその補償範囲を確認しておきましょう。
「でも、加入した時もそうだったけど、どれくらいの補償をつけたらいいのかよくわかんないんだよね」
家のプロが選ぶ損害保険
家の修繕に実際いくら費用がかかるのか、当然、その修繕を行う工務店がだれより詳しく知っています。そして、実際に保険金が下りず困ってしまったお客様の姿を見るのは本当にいたたまれず、心が痛みます。だからこそ、わたしたち宮下では信頼できる火災保険業者のご紹介も承っております。家の所在地の地形や建物によって補償をかけるべき内容が異なってきますので、保険はプロと一緒に考えるのが最も安心ですよ。私もてきとーに入っちゃったので見直さなきゃ(笑)
最後までお読みいただきありがとうございます。台風被害を抑えるには、台風後の家の点検と火災保険の見直しの2点が大事!!台風による家の修繕や備えについて知りたい、火災保険についてこの機会に聞いてみよう!と思った方は絶対連絡ください。台風の季節はこれからです。無料オンライン相談でも対応してますよ-!
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