ここで決まる!普通の家でされてない 構造計算が実は必要

先日友人が家を買ったというので、遊びに行ってきました♪
化粧梁のある広々リビングが素敵でした。梁の見える天井って人気がありますね。ミヤシタでも、構造材である梁をそのまま見せるデザインが多いです。
そんな梁の端っこになにやら四角い穴を見つけました。中を覗いてみると・・・

梁のなかに金具が見える。コレってなんだろう?
先輩に聞くと、こちらの金物の正体は、構造材につかう接合金物だそうです。

接合金物とは
木造住宅は、柱や梁、筋交い(柱と柱の間に斜めに入れて建築物の構造を補強する部材)等の継ぎ手部分に金物が使用されており、接合強度が大きく補強されています。そして、その補強のために使用される金物が接合金物です。補強金物や構造金物とも呼ばれます。

1995年の阪神大震災の際、住宅を支える重要な構造物である柱や梁などの接合部が、地震の力によって抜けて(ホゾ抜け)しまっていたことがわかりました。そのため建物は構造を保つことができず、倒壊してしまったのです。その反省を踏まえ、平成12年(2000年)に建築基準法施行令の改正と建設省告示1460号が制定され、地震時や台風時に木造住宅の柱が抜けないようにするための補強方法や、接合金物によって補強することが法律で定められました。合わせて接合金物についても、厳しい品質基準が設けられています。この建設省告示1460号が施工された後に建設された木造住宅は、厳しい基準をクリアした接合金物によってその木造の構造が支えられるようになり、耐震性が大きく向上しています。そのため、阪神大震災の以後も、日本はいくつもの大きな地震に見舞われましたが、地震による木造住宅の倒壊に関しては大幅に減少したとされています。

なるほど~すっごく大事な金物なんだね!どんな風に使うんだろう?

接合金物をつかう時は、注意点がいっぱい!
先輩が見せてくれた、図面(耐力壁・金物配置図)と金物施工マニュアルをにらめっこ。

・釘の種類               ・・・(金物一種類ずつにビスの種類も決まってるんだ~!)
・金物の取り付け向き、使うビスの本数  ・・・(穴がたくさん空いてて、どの穴に何本使用するって・・なんて細かいのっっ)
・合板が挟まる時は金物の種類が変わる  ・・・(まったく同じ形に見えるのにビスの種類が変わるのか~たしかに、色も青と赤で違っている)
・金物の種類は、いろはにほへと表記で示される告示(法律)に基づいて選択する

一点でも違えると必要な強度が出せないそうです。これらはすべて、いろはにほへとで表される告示(法律)で厳しく規定されています。
図面を見ていると、隣どうしの柱でも違う種類、同じ見た目でも種類が違ったり・・これは、大工さんもかなり慎重にやる必要がありそう~!大変だ~!!

計算して適切な強さの金物を使って、地震に強い家をつくってるんだ!
こんなにしっかり、家の間取りに応じて適切な強度の金物をついているなら、安心できそう!やっぱり建築士さんってすごいわ。素人ではとてもこんなややこしい計算してられないっす。と尊敬のつぶやきをもらしたのですが・・
「いえいえ、建築士でもこの計算できない人が多いので、貴方と同じですよ。」
へ??
建築士なのに、この計算ってできないんですか??

地震に強い家をつくるための計算ができない建築士がたくさんいる
地震に強い家を建てるためには、構造計算が不可欠です。

構造計算とは、
家を建ててから寿命を迎えるまでの間、家族が安全で快適に過ごせるか家の安全性を確認することです。地震だけではなく、台風の時の安全にも計算します。家そのものの重さや、人や家具の重さ、雪が降る地域では積雪の重みで家が壊れないかも計算します。

ですが、木造の家は昔からずっとあります。身近な材料(木)でを使って経験と勘でつくってきた歴史は、今でもあまり変わっていません。そのため、構造計算をしていなくても心配していない建築士も多くいるのです。

えー!
毎年のように地震で倒壊する家があるのに、心配してないの? プロなのに!?

法律で計算書の提出が義務化されていないので、計算をしないで建ててしまうケースが発生
さきほどの接合金物使用が規定された法律で、構造の安全性に関するルールが定められました。しかし、小規模な木造の家は、確認申請(新築の家が正しく建てられているか国に報告する制度)をする際に、構造計算書の提出が義務化されておらず、法律改正に対応しないままになっているケースが多いそうなのです。
ええ!法律守ってないってこと?
提出しないでいいから、計算しないでいいの?でも、さっき、どんな金物を使うか選ぶ時に、計算しないと選べなかったと思うのですが・・
なんの裏付けもない「経験と勘」で選ばれているってことですね。
えええーーー!
そんな!!法律があるから、今どきそんな危ない家なんて建たないと思ってました!
残念ながら、危ない家だらけです。
そして、法律を守っていない家がたくさんありすぎて、対応が追い付かないのが現状とのことです。
最近になって、構造計算書の保管 が義務付けられましたが、調査しない限り、構造計算が本当に行ってくれているかはわからない。つまり、まだまだ危ない家が建ち続ける可能性が高いということ・・
お、おそろしい~~!でも確かに、建築士に「大丈夫」って言われたら、その一言で安心して家を買っちゃった経験が(涙
ど、どうしたら回避できるんでしょうか?

提出義務はないけど、しっかり計算している建築士事務所を探す
ミヤシタでは、全棟構造計算(許容応力度計算)を実施しています。提出義務はないけど。かつては、どの建築士さんも当たり前に構造計算をして地震に強い家を建てていたそうです。それがあったから、国の確認作業を簡略化するため、建築士にお任せしていれば大丈夫、わざわざ提出しなくてもOK!という特例ができたそうな。それが、今や、提出義務がないから構造計算はする必要がない、法律は守っているから自分の建てた家は安全!と思い込んでいる(悪気がない)真面目な建築士さんが多く存在する事態になっている。。なんてややこしいんでしょう~~!

家を建てる時は、きちんと根拠(許容応力度計算書を作成している)を持った建築事務所を探しましょう。
調べる方法はかんたん。頼みたい建築事務所が見つかった時は、必ず
許容応力度計算されてますか?と質問しましょう
「やってます。」以外の答えが返ってきたら、アウトです。あらゆる言い訳がありますので鵜呑みにしないよう注意しましょう。
許容応力度計算とは、構造計算のうちの一つで、地震や台風、大雪、地盤沈下が起きたときに家が耐えられるか、確認するための計算です。
詳しく知りたい方は、「楽しく分かる!木構造入門」佐藤実著 という本が ワンちゃんがQ&A形式で教えてくれますので先輩のおすすめです。

長文を読んでいただいてありがとうございます。
ついでに接合金物も見てやろうじゃないか!という方は、木の家完成見学会へぽちっとお申込みお待ちしてます!
構造見学会(2020年9月予定)も開催しています。

 

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