こんばんは。
浮村です。
今日は、朝から来客が多くて、夕方から本格始動(汗)
ブログの更新も日を跨いで遅くなってしまいました。
でも来客で良い出会いもありました。
それで造作キッチンを考えてみよう!と思いましたので、備忘録的に今日はシステム・・・じゃない造作キッチンのあれこれを考えてみた!という内容になります。
※オリジナル造作ですが、商品化は出来ていないので、商品化して今後ご提案していきたいと画策しています。
建具屋さんが減っている!?
実は、同じグループに所属している工務店さんから
建具職人さんは大工職人や左官職人と同じく後継者不足から、近年、急激に廃業される方が多くなってきました。
ミヤシタの家の建具を古くから依頼している建具屋さんは健在ですが、やはり後継者が決まっておらず、時代の流れの影響を大きく受けています。
手仕事の技術と無垢材を使って作る建具はシート貼りの建具には無い趣きがあり、時が経つにつれて風合いを増していきます。
ひょうご木づかい王国学校の定例会で建具と家具を作成する職人会社さんのご紹介をいただきました。
お話を伺っているとキッチンもよく作っておられるとのことで、手書きでこんなキッチンでもいけますか?と相談してみると、任せてください!とのこと。
今後に向けて、一度御見積をお願いさせていただきました。
造作キッチンって採用が少ない?
造作キッチンを取り入れた木の家は宮下でも多くあります。
ですが、全体で見るとシステムキッチンの割合の方が多いです。
システムキッチンの性能と価格による競争力のUPと造作キッチンの分離発注による経費の増加と予算増加による費用UPにより、メーカーさんの上級ラインアップ位の価格に近づいてしまい、予算面から金額増加になり、ご提案しにくかったです。
ですが、台所を含めた空間提案で造作キッチンがあると雰囲気も良くなってきます。
造作キッチンなので、間取りに合わせてアイランドキッチンにしたり、L型にしたり、Ⅱ型にしたりと自由なキッチン動線も作れるようになります。
引出しと扉、そして天板
キッチンは見た目や間取りもそうですが、やっぱり大事なのは収納部分です。
多く採用いただいているのは引出しが一番ですね。
理由は引出した時に奥の物が取り出しやすいことですね。今はソフトクローズのものが多く、子供さんが指をつめてしまうことも減っています。
実は、この引出しを造作で作ろうとすると価格がどんどん上がってしまいます。
オープンにしてフレームキッチンのようにした造作キッチンだと費用がそんなに上がらない場合もあります。
メーカー品のシステムキッチンと違って、自由に考えられる反面、収納部分をどうすれば使い勝手がよくなるか、選択肢が無限大なのも造作キッチンの良いところでもあり、悪いところでもあります。
さらにキッチンの調理台やシンク、コンロが乗る天板は一般的には「ステンレス」か「人造大理石」が多く使われています。
造作キッチンだと第3の選択肢を選ぶことが出来るようになります。
それが無垢一枚板を使った天板です。
これを選ぶと世界にひとつだけのキッチンに早変わりです。
まだまだ選ぶことは多い
キッチンの形や収納部分、扉や天板のご紹介をしてきました。
ここからは設備を選んでいくことになります。
1つ目はキッチン用水栓金具です。
これはTOTOやLIXIL、海外のGROHE(グローエ)など、たくさんの種類がある中から選んでいただけます。
ですが、規格化による仕組み化を考えるならばある程度絞っていく必要もあるところにはなってきます。
2つ目はビルトイン食洗機です。
性能と扉材の2つをよく考えないといけないです。
性能としては一度に洗える食器の数や洗浄能力、洗浄にかかる時間や排気熱量などがあります。大きく分けると深型と浅型にわかれています。
扉材は元々付いているものと後から取り付けできるものとがあります。
後から取り付けるタイプも2種類あり、面材タイプとパネルタイプがあります。
面材タイプは縁が無く、スッキリした見た目ですが、扉材の厚みや寸法を間違えると取り返しがつかないので、事前によくよく調べておく必要があります。
パネルタイプは枠がついており、その枠内に入るように面材を取り付けるタイプになります。
3つ目はコンロです。
これはガスとIHがあります。ガスコンロメーカーならリンナイとノーリツ(ハーマン)が多いです。IHコンロメーカーなら、日立とPanasonicが多いですね。
センサーやデザインなど千差万別ですが、ビルトインコンロは600間口と750間口がありますが、どちらも天板の開口部は同じなのでお好きな製品を選んでいただけるかなと思います。
4つ目はレンジフード(換気扇)です。
これも種類が多いですね。今だと1年間で溜まる量が10年間で同じ量になるレンジフードも販売されています。
ただ個人的には毎年1回以上は掃除する箇所なので、溜まる量が減るのはいいですが、要価格相談なのかなと思います。
最後は5つ目でキッチンパネルです。
通常の壁材(左官や紙クロス)だと油がシミになったり、拭き掃除がしにくいことがあります。
それを防ぐ材料としてキッチンパネルができました。表面がツルッとしていて油汚れもきれいに拭けます。
これもデザインがいろいろあるので、ある程度しぼっておいた方が良いのかなと思います。
オリジナルキッチンを考える
ここまでできると造作キッチンのラインアップもできるように感じます。
基本的にはワンオーダーずつ納まりを考えて、全ての部材をお客様に合わせてFIXしていきます。
ただ、そこまで決めていくハードルと価格面のハードルのバランスを取る為に規格化も必要なのだとわかりました。
デザインはミヤシタの家に合わせて、いろいろ考えていけるので、商品化に向けて、いろいろ考えるのが少し楽しみです。
また規格化と商品化できたらご紹介したいと思います。
乞うご期待ということで今後もよろしくお願いいたします。
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