こんばんは。
今日は三木市であった宮大工に学ぶ!板塀のワークショップに参加してきました。
電動工具やのこぎり、のみの使い方を教えていただきました!
意外と知らなかったのこぎりの使い方や指が無くなる恐ろしいお話などなどを聞きました。
電動工具は最初に脅しのような指の無くなる話から始まったのですが・・・みんなで3寸角(90×90)の杉を切っていくだけで、丸鋸が跳ねてしまってびっくりするような場面もあり、やはり機械工具は危ないなと再認識できました。
仕口でh,電動工具を使って「ほぞ」を作る過程も体験しながら覚えれて勉強になりました。
1日あって大変でしたがすごく楽しいイベントでした。
その中で尋ねられた「木がなぜ割れるのか?」というお話です。
みなさんは木がどうして割れるのか?ご存知ですか?
意外と知らないようだなと思ったので、木の話をシェアしたいと思います。
木ってどうして割れるの?
丸太をイメージしてほしいです。
板材の長方形や角材の正方形で丸太を切り取った場合、断面の4辺は木の中心側(木裏側)と木の外側(木表側)にわかれます。
木が反ったり割れたりする理由は、木表側と木裏側の収縮率が違うからです。
中心側の木裏を1%の収縮率としたときに、外側の木表側だと2%の収縮率になります。
※樹種や木取りによっても違ってきます。
なので、木が本来持っている縮む力は均一では無いから、木が反ることになります。
柱や梁の場合、木の外側が引張り合う為、外側が割れてしまいます。
木は割れても大丈夫?
家を支えてくれる素材として大きく「木材」「鉄」「コンクリート」があります。
その中でも「木材」は圧縮される力や引っ張る力、さらに2つが組み合わさった曲げる力に対して強度を発揮します。
じゃあ「木材」が割れた場合は弱くなってしまうのでは?という疑問を持たれると思います。
結論から言うと、状況にもよりますが基本的には大丈夫です。
理由に関してですが、「経験的に大丈夫」というわけではありません。
経験的に大丈夫と言われて安心しないほうがいいですよ。少し無責任な理由じゃないかなと思います。
木材の割れの入り方ですが、木の細胞壁同士のくっつく力が弱い部分で割れが起きます。
1本の柱をイメージしてみてください。
木の割れ方は、長手方向に平行に割れているところばかりを見ていると思います。
木は地面から空に向かって伸びていく方向の細胞同士は強く結びついていますが、年齢を重ねるごとに増えていく年輪同士はどうしてもくっつく力が弱くなってしまいます。
ですが、「木材」の強度は木の地面から空に伸びていく方向に切り出して使っているので、通常の割れによる耐久力の低下は影響が少ないため、問題がありません。
ただ知らずに施工して、木材に対して影響のある切込みなどを入れてしまうと力が掛かった際にあっさりと破壊される可能性はありますので、施工者は注意が必要です。
家を支えてくれる木造軸組
木の特性を知り、古くから日本住宅を支えてきた木の家の建て方が木造軸組工法です。
一言に木造軸組工法といっても、伝統構法による仕口の加工や木材の切り欠きを少なくした金物仕口などがあります。
ですが全てにおいて統一されているのが、森林から切り出した原木を見て、適切に木材を切り出して、木の生え方を見て、部位ごとに木材の力が発揮されるように使われています。
例えば、縦に使う場合は、地面側を下にして空側を上にすることもしています。
木を知らずに加工することで危険?
木を知らずに加工していると危険なこともあります。
その一つが安易に構造材に切り込みを入れてしまうことであったり、構造計算を行わず経験と勘で木材の大きさを選んでしまったりすることです。
実際に驚くような施工方法をしている場面も見たこともあります。
ですが実際に頼むとなったときにどこまでしてもらえるのか、材料選びは問題ないのか、お客様ではわからないことが多くて、信頼しておまかせするしかなくなっているのが現状です。
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