こんにちは、神戸市北区で木の家づくりを手がける株式会社宮下、浮村晋也です。
一日の始まりに「いってきます」と手を振る。そして一日の終わりに「ただいま」と帰ってくる。玄関ドアは、そんな家族の日常を静かに見守る、暮らしの大切な入口です。
だからこそ私たちは、その手触りや見た目の美しさはもちろん、性能、そして作り手の想いまでを大切にしたいと考えています。今回は、私たちが心から惚れ込み、お客様にお勧めしているユダ木工の「国産材木製玄関ドア」について。その魅力を余すところなくお話しします。
1. 出会いは「ものづくり」への深い共感から
数多くある木製玄関ドアのメーカーや商品の中から、私たちがユダ木工さんの木製玄関ドアを選ぶ一番の理由は、その真摯な「ものづくり」の姿勢に深く共感しているからです。
以前、工場を見学させていただいた際に、国産の丸太を仕入れ、それを使い切るための工夫や、木への深い想いを目の当たりにしました。さらに驚いたのは、職人さんの技術力の高さです。複数の木材を組み合わせて作っているにもかかわらず、まるで一本の木から削り出したかのように、木目が自然に見えるように使い分け、組み合わせているのです。
そして、その丁寧な仕事ぶりは、出荷前の工程にも表れています。
一度工場で製品を完全に仮組みし、ドアの開閉調整まで行った上で、それを丁寧にばらして梱包して出荷するのです。これにより、現場での施工精度が格段に上がり、作り手が意図した通りの性能が確実に発揮されます。
見えない部分での手間を惜しまない姿勢と国産木材を使い切る姿勢に、私たちは「このドアなら、自信を持って提案としてお勧めできる」と確信しました。
2. 木製ドアの常識を覆す「性能」と「美しさ」
「木製のドアって、隙間風や反りが心配…」そんなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、ユダ木工のドアは、その常識を心地よく覆してくれます。
まず、特筆すべきはその高い断熱性と気密性。金属製ドアで起こりがちな冬場の結露や、夏の熱による変形といった悩みも、木の特性を熟知した構造と高い技術力で解決しています。家の断熱性能を左右する玄関で、これだけの性能を持つ木製ドアは他にありません。
そして私たちが感銘を受けたもう一つのポイントが、その「美しさ」へのこだわりです。 木の個性である「節」への向き合い方も見事です。通常は欠点とされがちな抜け節や欠け節も、同じ樹種の枝を複数の太さで用意し、一つ一つ丁寧に補修しています。これにより、欠点を味わいに変え、木の持つ本来の美しさを最大限に引き出しているのです。
さらに塗装です。ユダ木工さんは、オスモカラーを独自の「拭き取り3回塗り」で仕上げています。手間はかかりますが、こうすることで塗料が木に深く浸透し、木目が息をのむほど美しく浮かび上がります。
3. どんな暮らしにも寄り添う「デザイン」と「安心」
性能や作り手の想いが素晴らしくても、デザインが暮らしに合わなければ意味がありません。その点でも、ユダ木工のドアは私たちの期待に応えてくれます。
一般的な開き戸はもちろん、省スペースでモダンな印象の「引き戸(インセット/アウトセット)」も選べるため、設計の自由度が大きく広がります。また、便利な「電子錠」にも対応しており、現代の暮らしのニーズにもしっかりと応えてくれます。
さらに、永く愛用していただくための「メンテナンスキット」が初めから付属しているのも、作り手の温かい心遣いが感じられる嬉しいポイントです。
まとめ:世界に一つの「我が家の顔」と、時を重ねる喜び
木目は、一つとして同じものはありません。あなたの家の玄関ドアは、世界にたった一つだけの特別な「顔」になります。
毎朝、その温かい木の扉に触れて一日を始め、疲れて帰ってきた日も、美しい木目があなたを優しく迎えてくれる。そんな暮らしは、きっと今まで以上に豊かで愛おしいものになるはずです。
木の家の顔として、私たちはユダ木工さんの木製ドアが最良の選択肢の一つだと心から考えています。
しかし、家づくりはあくまでお客様が主役です。もし、木製ドア以外の素材、例えばモダンなスチールドアや個性的なデザインのドアに強く心を惹かれた場合でも、どうぞ遠慮なくご相談ください。私たちはお客様の「好き」という気持ちを何よりも大切にしながら、家全体のバランスを考えた最善のご提案をいたします。
あなただけの特別な家を、私たちと一緒に創り上げていきませんか。 ドア一枚からでも、家づくりの話は始まります。どうぞ、お気軽にお声がけください。